休薬・減量・再開の目安

単独投与

単独投与

単独投与

通常、A法において患者の状態に合わせて増減する場合、次の用量を参考にしてください。

減量 初回基準量 増量
休薬 40mg/回
〔 80mg/日〕
50mg/回
〔100mg/日〕
休薬 ← 40mg/回
    〔80mg/日〕
50mg/回
〔100mg/日〕
60mg/回
〔120mg/日〕
休薬 ← 40mg/回 ← 50mg/回
    〔80mg/日〕〔100mg/日〕
60mg/回
〔120mg/日〕
75mg/回
〔150mg/日〕

〔 〕内は1日2回での1日投与量を示す。

ホルモン受容体陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳癌における術後薬物療法

エスワンタイホウ投与中に臨床検査、診察を行った際は、コース中の投与休止の目安を参考にして、投与継続又は投与の休止を考慮してください。

減量基準に抵触する有害事象が発現した場合はエスワンタイホウの投与を休止し、投与開始基準に回復した後、減量投与量に従って、1段階減量して投与を再開してください。
1段階減量しても同じ毒性が認められた場合には更に減量することもできますが、3段階減量しても減量基準に抵触する有害事象が発現した場合は、更なる減量は行わず治療を中止してください。

エスワンタイホウ投与休止の目安・減量基準

投与休止の目安・減量基準

エスワンタイホウの投与量

投与量

エスワンタイホウの減量投与量

減量投与量

Toi, M. et al.:Lancet Oncol. 2021;22(1):74-84(ティーエスワンの承認時評価資料)
エストロゲン受容体陽性HER2陰性乳癌に対するS-1術後療法ランダム化比較第Ⅲ相試験,大鵬薬品社内資料(2022)(ティーエスワンの承認時評価資料)