環境活動

岡山大鵬薬品環境方針

環境方針

岡山大鵬薬品は「大塚グループ環境方針」のもと、「すべきこと」を自ら考え、率先して行動し、満ち足りた笑顔あふれる社会づくりに貢献します。

活動指針

  1. カーボンニュートラル
    事業活動全体でカーボンニュートラルに取り組み、脱炭素社会の実現を目指します。
  2. サーキュラーエコノミー
    化石資源由来原料からの脱却とゼロ・ウェイストに取り組み、サーキュラーエコノミー型社会の実現を目指します。
  3. ウォーターニュートラル
    水を大切に使いキレイに還す取り組みを通して、水資源の持続可能な利用を目指します。
  4. 環境コンプライアンス
    環境マネジメント体制を継続的に改善し、コンプライアンスの実効性を高め、リスクを低減します。
  5. コミュニケーション
    内外のステークホルダーとコミュニケーションを図り、連携して環境課題に取り組みます。

環境負荷の低減に向けて

2017年のCO2排出量削減の取り組みとして、ボイラー燃料をA重油から天然ガスに転換したことにより、ボイラーからの排出量を約25%削減することができました。
また、2018年からは、ISO14001 2004年版を2015年版に規格変更しました。利害関係者の見直しやリスク・機会の抽出により、環境改善への取り組みの範囲を広くしたため、2018年の環境目標は、取引企業へのEHS 監査の導入や運送業務委託先企業のトラックからのCO2削減など、今までにはなかった取り組みにまで及んでいます。
私たちは、自社製品のライフサイクルを見据え、環境に優しく、かつ患者さんにも安心してお使いいただける医薬品の供給ができるように、製品開発の段階から考慮しています。これからもISO14001認証取得企業として、自然環境保護に配慮した企業活動を行っていきます。

ISO14001 Certificate 2020統合認証

ビオトープの設置

「チオビタ®・ドリンク」100 mLの製造工程では洗浄水(製氷水)と冷却水(水道水と同等以上の水質)が1日に約100トン使用されています。それらは純度が高すぎて自然界に放出するのは好ましくないため、従来は下水処理を行っていました。この水を環境に悪影響を与えることなく再利用できないかと考えた結果、2011年にビオトープを設置しました。これにより、自然を再現した人工水路に水を流し、生物が住みやすい状態にまで水を変え、海に放出することが可能になりました。苦労した点もありましたが、今では、キンギョ、メダカ、コイなど、さまざまな生物や植物が繁殖するようになりました。
このビオトープは、地元のみなさまに賛成いただいたうえで設置されました。
また、地元の一般消費者を対象に、ビオトープとチオビタ工場(第三工場)の見学会も行っています。この試みが、瀬戸内海の豊かな自然を知っていただく機会となり、地域の美しい自然環境を再生する活動につながっていくことを私たちは願っています。